ChatGPT初心者向けプロンプト集|すぐ使える質問例と注意点
第1部では「ChatGPTとは何か」、第2部では「便利な使い方10選」を紹介しました。
第3部では、実際にChatGPTへどんな文章を入力すればいいのか、初心者向けの質問例を紹介します。
ChatGPTでは、質問文やお願いする文章のことを「プロンプト」と呼ぶことがあります。
ただし、難しく考える必要はありません。
普段誰かにお願いするような言葉で、そのまま入力すれば大丈夫です。
プロンプトは難しく考えなくてOK

例えば、
Wi-Fiについて教えて
これだけでも質問できます。
でも少し条件を付けると、さらに分かりやすい回答になりやすくなります。
例えば、
パソコン初心者です。Wi-Fiとは何か、専門用語を使わず簡単に説明してください。
このように、
「誰向けか」
「何を知りたいか」
「どんな説明がいいか」
を付け加えるのがコツです。
1|分からないことを簡単に教えてもらう

初心者の方に最も使いやすいプロンプトです。
○○について初心者向けに分かりやすく説明してください。
例えば、
SSDとHDDの違いを初心者向けに分かりやすく説明してください。
さらに難しかった場合は、
もっと簡単に説明してください。
と続ければ大丈夫です。
こんな言い方も便利
小学生でも分かるように説明してください。
専門用語を使わず説明してください。
3つのポイントに分けて説明してください。
2|文章を作ってもらう

文章を一から考えるのが苦手なときに便利です。
○○のお知らせ文を作ってください。
例えば、
町内会の清掃活動のお知らせ文を、やさしく丁寧な文章で作ってください。
メールなら、
お店へ問い合わせるメールを丁寧な文章で作ってください。
という聞き方でも大丈夫です。
3|自分の文章を直してもらう

自分で書いた文章をChatGPTへ貼り付けて、
次の文章を丁寧で分かりやすい文章に直してください。
とお願いできます。
ほかにも、
もっと短くしてください。
やわらかい言い方にしてください。
仕事向けの文章にしてください。
誤字や分かりにくいところを直してください。
などと指定できます。
4|献立を考えてもらう

冷蔵庫にある食材を伝えるだけでも使えます。
豚肉、キャベツ、玉ねぎがあります。今日の夕食を3つ考えてください。
条件を追加すると、さらに便利です。
20分以内で作れる料理にしてください。
子どもでも食べやすい料理にしてください。
洗い物が少ない料理を考えてください。
このように、自分の希望をそのまま書けば大丈夫です。
5|旅行やお出かけプランを考えてもらう

例えば、
新潟市から日帰りで楽しめるお出かけプランを考えてください。
より具体的にするなら、
新潟市から車で2時間以内、大人2人、日帰り、食事も楽しめるプランを3つ考えてください。
と伝えます。
ただし、営業時間・料金・イベント内容などは変わることがあります。
実際に出かける前には、施設の公式サイトなども確認しましょう。
6|パソコンやスマホの使い方を教えてもらう

例えば、
Windowsで文字を大きくする方法を初心者向けに教えてください。
スマートフォンで写真を送る方法を順番に説明してください。
Wi-Fiにつながらないときに確認することを簡単な順番で教えてください。
というように質問できます。
操作手順を知りたいときは、
1つずつ順番に説明してください。
と付けるのもおすすめです。
7|画像やスクリーンショットについて質問する

画像を見せながら、
この画面には何と書いてありますか?
このエラーは何を意味していますか?
初心者向けに、この画面で何を確認すればいいか教えてください。
と質問できます。
文章だけでは説明しにくいパソコン画面などで便利です。
ただし、スクリーンショットに名前・住所・メールアドレス・会員番号などが写っていないか確認してから利用しましょう。
8|長い文章を短くまとめてもらう

文章を貼り付けて、
この文章の大事なところを3つにまとめてください。
と入力します。
ほかにも、
3行でまとめてください。
箇条書きにしてください。
初心者にも分かる言葉に直してください。
結論だけ先に教えてください。
という使い方があります。
9|アイデアを出してもらう

ChatGPTは、一緒に考えてもらう使い方にも向いています。
60代の父への誕生日プレゼントを10個考えてください。
家でできる趣味を10個考えてください。
休日の過ごし方を10個提案してください。
最初の回答が希望と違った場合は、
もっと安い案を考えてください。
別の方向で10個ください。
と追加できます。
10|迷ったらこの万能プロンプト

何と聞けばいいのか分からないときは、次の形を使ってみてください。
私は初心者です。
○○について知りたいです。
専門用語を使わず、分かりやすく順番に説明してください。
分からない部分があれば、確認しながら進めてください。
○○の部分を変えるだけで、いろいろな質問に使えます。
ChatGPTを上手に使う3つのポイント

1. 条件を少し付ける
「旅行を考えて」より、
新潟市から日帰り、大人2人、予算1万円以内で考えて
の方が具体的な回答になりやすくなります。
2. 一度で終わらせなくてもいい
回答が分からなければ、
もっと簡単に
具体例を入れて
もう少し短く
と追加で聞いて大丈夫です。
3. 自分に合った答えへ近づける
ChatGPTは、一回だけ質問するより、会話を続けながら使う方が便利です。
「もう少しこうしてほしい」と伝えながら、自分が使いやすい回答に近づけていきましょう。
大切|ChatGPTの答えをそのまま信じすぎない

ChatGPTは便利ですが、回答が必ず正しいとは限りません。
もっともらしい内容でも、間違いや古い情報が含まれることがあります。
特に次の内容は注意しましょう。
- 医療や薬
- 法律
- 税金
- 投資やお金
- 契約
- 最新の料金や営業時間
- パソコンの重要なデータ
- ウイルスや故障の判断
重要な内容は、公式サイトや専門家など別の情報源でも確認することが大切です。
個人情報は入力しすぎない
便利だからといって、大切な情報を何でも入力するのは避けましょう。
特に、
- パスワード
- クレジットカード番号
- 銀行口座情報
- マイナンバー
- 本人確認書類
- 他人の個人情報
などは、そのまま入力しないようにしましょう。
画像を送る場合も、個人情報が写り込んでいないか確認するのがおすすめです。
パソコンの操作は内容を確認してから
ChatGPTへパソコンのトラブルを相談すると、操作方法を提案してくれることがあります。
ただし、
「初期化する」
「ファイルを削除する」
「ドライブをフォーマットする」
などは、データが消える可能性があります。
意味が分からない操作を、そのまま実行しないことが大切です。
大切なデータが入っているパソコンや、故障の可能性がある場合は、専門店へ確認してから作業する方法もあります。
まずはコピペして使ってみましょう
プロンプトという言葉を聞くと難しく感じますが、特別な知識は必要ありません。
最初は、この文章から始めてみてください。
初心者です。○○について簡単に教えてください。
これだけでも十分です。
使っていくうちに、
「もっと短くして」
「例を出して」
「私の場合はどうすればいい?」
と自然に会話を続けられるようになります。
ChatGPTは、完璧な質問を考えてから使うものではありません。
分からないことを、そのまま聞くところから始めればOKです。

