プリンターの紙詰まり・2枚送り・空送りを直す方法|ATECが最初に試す2つ

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プリンターの紙詰まり・2枚送り・空送りは自分で直せる?ATECが最初に試す2つの方法

プリンターを使っていると、

「紙が詰まる」

「2枚まとめて送られる」

「紙を入れているのに空送りする」

「紙が汚れる」

「紙詰まりの表示が消えない」

といったトラブルが起きることがあります。

さらに、

「紙は詰まっていないのに紙詰まりエラーが出る」

「異物を取り除いたのにエラーが消えない」

というケースもあります。

こうなると、

「プリンターが故障したのでは?」

「修理に出さないとダメ?」

と思ってしまいますが、実際には大きな故障ではないこともあります。

ATECでこれまで見てきたプリンターでは、紙送り関係のトラブルについては、まず次の2つを試しています。

  1. エアダスターで異物やホコリを除去する
  2. クリーニングシートで給紙ローラーを掃除する

ATECで対応してきた範囲では、この2つだけで改善するケースがかなり多くあります。

今回は、プリンター修理を依頼する前に試してほしい方法を紹介します。

プリンターの紙送りトラブルは原因が意外と単純なこともあります

センサー異常

プリンターの紙送り部分には、

・給紙ローラー
・排紙ローラー
・紙検知センサー
・紙送りセンサー
・細かなレバーやスイッチ

などがあります。

プリンターはこれらを使って、

「紙が入った」

「紙がここまで進んだ」

「紙が排出された」

と判断しています。

ところが、内部にホコリや紙くずが入ったり、ローラーが汚れたりすると、正常に紙を検知できなくなることがあります。

その結果、

・紙詰まり
・2枚送り
・空送り
・給紙できない
・途中で止まる
・紙詰まり表示が消えない
・異物混入エラー

などにつながることがあります。

まず確認したいのは「紙の切れ端」

紙詰まりを起こしたあとに特に多いのが、

小さな紙片が内部に残っているケース

です。

大きな紙は取り除いていても、端の部分だけちぎれて残っていることがあります。

数ミリ程度の紙片でも、センサーの動きを邪魔すると紙詰まりエラーが続くことがあります。

まず電源を切ってコンセントを抜き、

・給紙トレイ
・背面
・排紙部分
・開けられるカバー部分

を確認してください。

スマートフォンのライトを使って内部を見ると見つけやすくなります。

無理に奥まで手を入れたり、部品を引っ張ったりする必要はありません。

方法1|エアダスターでセンサー周辺の異物やホコリを飛ばす

紙詰まりや異物エラーで、ATECが最初に試すことが多いのがエアダスターです。

プリンター内部には、

・紙粉
・ホコリ
・細かな紙くず
・髪の毛

などが入り込むことがあります。

特に紙送りセンサー付近に異物があると、実際には紙がないのに、

「紙がある」

とプリンターが誤認識する場合があります。

こういった場合は、エアダスターで異物を飛ばすだけで改善することがあります。

使い切りのエアダスターでもいいけれど……

一般的な缶タイプのエアダスターでも作業できます。

ただ、プリンターだけでなくパソコン内部やキーボード掃除などにも使っていると、意外とすぐなくなります。

ATECでは何度も使える充電式の電動エアダスターの方が使いやすいと思っています。

今回紹介する商品は最大風速31m/sの充電式タイプで、ノズルも複数付属しています。

プリンター以外にも、

・パソコン内部
・キーボード
・デスク周り
・家電のすき間

などの掃除に使えるので、缶タイプを何本も買うより使いやすいと思います。


エアダスターを使うときの注意

必ずプリンターの電源を切り、コンセントを抜いてから作業してください。

また、ノズルを内部へ強く押し込んだり、至近距離から強風を当て続けたりする必要はありません。

目的は分解することではなく、

センサー周辺にある軽いホコリや紙くずを取り除くこと

です。

見える異物があれば、無理のない範囲で取り除いてください。

方法2|2枚送り・空送りならクリーニングシートを試す

クリーニングシート

次に多いのが、

「紙を入れているのに送られない」

「2枚同時に入ってしまう」

「途中で滑って止まる」

という症状です。

こういった場合は、給紙ローラーの汚れが原因になっていることがあります。

給紙ローラーはゴムでできているため、長く使っていると、

・紙粉
・ホコリ
・インク汚れ
・表面の滑り

などによって紙をうまくつかめなくなることがあります。

その場合に試しやすいのがプリンター用のクリーニングシートです。

今回紹介しているのは、エレコムのインクジェットプリンター用クリーニングシートです。

価格も比較的安く、分解せずにローラー部分を掃除できるのがメリットです。


クリーニングシートで改善しやすい症状

特に試してほしいのは、

・紙が入っていかない
・何度かやらないと給紙しない
・2枚まとめて送られる
・紙だけ通って印刷位置がずれる
・途中で紙送りが止まる

といった症状です。

ローラーが単純に汚れているだけなら、クリーニングで改善する場合があります。

ただし、給紙ローラー自体が摩耗して硬くなっている場合は、清掃だけでは改善しません。

その場合はローラー交換や買い替えの検討が必要です。

紙が汚れる場合にも内部清掃を確認

「印刷すると紙の裏側が汚れる」

「黒い筋が付く」

という場合もあります。

この場合は給紙ローラーだけでなく、

・内部のインク汚れ
・ローラー部分
・廃インク周辺
・印刷ヘッド周辺

など別の原因も考えられます。

まずはメーカーが用意している内部クリーニング機能があれば実行し、それでも改善しなければ内部の状態を確認します。

インク漏れがある場合は、無理に使用を続けない方がいいケースもあります。

センサー故障とセンサーの汚れは別です

画像注意

「紙詰まりセンサー異常」

のような症状が出ても、必ずセンサーそのものが壊れているとは限りません。

ホコリや小さな紙くずによって、センサーが正常に動いていないだけの場合があります。

ATECでは、

センサー交換を考える前に、まず異物と汚れを確認

します。

それでも改善しなければ、

・センサー故障
・センサーレバー破損
・給紙ユニット故障
・ローラー摩耗
・駆動部分の故障

などを疑います。

ATECなら最初にこの2つを試します

紙送り関係のトラブルなら、ATECではいきなり分解修理から始めることはありません。

まず、

① エアダスターで異物・ホコリを確認

その次に、

② クリーニングシートで給紙ローラーを清掃

という順番で確認します。

この2つはプリンターを大きく分解しなくてもできるため、ご家庭でも試しやすい方法です。

ATECでこれまで対応した経験では、紙送り関係の軽いトラブルは、このような清掃だけで改善するケースがかなりあります。

「8割以上直る」とすべてのプリンターに断言することはできませんが、修理や買い替えを決める前に試す価値は十分あります。

それでも直らない場合は?

次のような場合は、清掃だけでは難しい可能性があります。

・毎回同じ場所で紙が詰まる
・異音がする
・ローラーが回っていない
・センサーレバーが折れている
・紙をまったく認識しない
・エラーコードが繰り返し表示される
・内部にインク漏れがある

この場合は分解確認が必要になることがあります。

また、家庭用プリンターの場合は、修理費用によっては新品へ買い替えた方が安い場合もあります。

ATECでは、

修理できる=修理した方がいい

とは考えていません。

修理費用と新品価格を比較して判断するのが一番です。

まとめ|紙詰まり・2枚送り・空送りはまず掃除から

プリンターの紙送りトラブルは、重大な故障だと思ってしまいがちです。

しかし実際には、

・紙くず
・ホコリ
・異物
・ローラー汚れ

などが原因になっていることもあります。

そのため、最初に試してほしいのが、

電動エアダスター

と

プリンター用クリーニングシート

です。

数千円程度で用意でき、他の機器の掃除にも使えます。

修理や買い替えをする前に、

「まず自分で簡単に確認できるところから」

試してみてください。

ただし、無理な分解は故障を増やす原因になるため、開け方が分からない部分まで無理に触る必要はありません。

ATECでは、

見て、知って、それでも不安なら頼ってください。

という考えで、こうした自分で確認できる方法も紹介しています。

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この記事を書いたパソコンショップATEC 荻野宏之
この記事を書いた人
荻野 宏之
パソコンショップATECで、 パソコン修理・設定・出張サポートなどを担当。 2018年から営業し、実際のサポート経験をもとに記事を作成しています。
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